戦艦大和 副砲指揮官 臼淵大尉の言葉

えいじゅ

2011年05月24日 06:07

私は、歴史上の偉人が言った言葉が好きである。
新聞のコラムに掲載される事が多いので、
気に入った言葉があると、切り取ってノートに貼り付け保管してある。
今日は、戦艦大和 副砲指揮官 臼淵大尉の言葉を紹介。
2002年11月4日(木)中日新聞(朝刊)より。


2011年5月19日 (木)中日新聞より。


2つの新聞には、臼淵大尉が言った言葉が掲載されています。
敗戦直前、大和の一室で特攻の意味をめぐり兵学校出の士官と
学徒士官の間で殴りあいが起きた。
これを制したのは、臼淵大尉の「進歩ノナイ者ハ決シテ勝タナイ
負ケテ目ザメルコトガ最上ノ道ダ・・・敗レテ目覚メル、ソレ以外ニ
ドウシテ日本ガ救ワレルカ 俺タチハソノ先導ニナルノダ・・・」。
共に(吉田満著 「戦艦大和ノ最後」)

1つ目の新聞は、2002年。
経済の破綻、増え続ける不良債権。

2つ目の新聞は、2011年。
東北大震災。

いずれも日本が窮地に立たされている時。
「日本ノ新生ニサキガケテ散ル 本望デハナイカ」と言った臼淵大尉。

今の日本を見てどう思うのだろうか?

蚊帳の外から偉そうな事を言うかも知れませんが、
この国のお偉いさん、原発で復旧作業をしている方、被災地で苦しんでいる方を想い、
一刻でも早く、復興に導いて下さい!

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